帯解寺の本尊子安地蔵菩薩は弘法大師一刀三礼の作とも伝えられる、日本最古の求子安産の霊像であり、国の重要文化財に指定されています。左手に宝珠、右手に錫杖を執り、左足を踏み下げて岩座上に坐しています。また、腹前に裳の上端の布や結び紐が表されているところから「腹帯地蔵」といわれ、安産祈願の対象として広く信仰をあつめています。 本尊・地蔵菩薩像(木造 寄木造 像高182.6cm 平安末期〜鎌倉初期)