帯解寺では毎年3月初旬に秘仏公開をいたしております。
当寺の御本尊「帯解子安地蔵菩薩」様に加え、春日赤童子や虚空蔵菩薩、三面六臂大黒天などの普段は公開されない貴重な仏像、仏画をご覧いただけます。
ぜひこの機会にご拝観くださいませ。

開催日時

期間令和6(2024)年 3月1日(金)~3月10日(日)
拝観時間午前9時~午後4時
拝観料大人1人 600円

受付場所

秘仏公開でご拝観をご希望の方は、まず山門より境内に入られて右手にあります受付までお越し下さい。

受付場所総合受付(寺務所)
会場信徒会館 清和閣 2階 + 本堂

展示品紹介

春日赤童子画像

室町時代・奈良市指定文化財

春日赤童子は春日赤童子は春日大社の第三殿の祭神である、天児屋根命(あめのこやねのみこと)にあたるとされ、春日護法神で、また法相宗を護持する尊像でもあります。

本像は右手で杖をつき、その上に左肘をおいて、顎を支えるという通例の姿に表されています。頭髪、装身具、衣の地紋様、杖、岩座などに金泥の使用が目立つ美作です。

本像は、赤童子の最も早い作例の一つにあげられ、中世における春日信仰のあり方を示す貴重な画像となっています。

虚空蔵菩薩坐像

鎌倉時代

虚空蔵(こくうぞう)菩薩は、虚空のように無限の智慧と慈悲をその蔵に備え、それを人々に与えて、願いを叶えてくださるといわれています。

左手に宝剣を執り、蓮華上に座し、身には条帛(じょうはく…上半身にタスキ状にかける帯のような布)と裳(も)を纏う姿で表されています。

三面六臂大黒天
三面六臂大黒天立像

室町時代

大黒天は、福徳の神として古くから信仰があり、近世にはいわゆる七福神のひとりにも数えられます。元々はヒンドゥー教の破壊と再生を司るシヴァ神の化身マハーカーラであり、マハー(大)カーラ(黒)で、大黒天と呼ばれるようになりました。

本像は、珍しい三面六臂(さんめんろっぴ…三つの顔と六つの腕を一身に備えている)の大黒天で、打出の小槌を持ち、大きな米俵の上に立たれています。三面のうち、中央が大黒天、右側が仏法を守護し、財宝の神様であるとともに戦いの神様で勝利をもたらすといわれる毘沙門天、左側が音楽・弁才・財福・知恵の徳を与える弁財天です。

比叡山にある三面六臂の大黒天に秀吉公が祈願し、その後関白にまで上り詰めたことから、出世大黒ともいわれております。

上記は展示品の一例です。他にも誕生釈迦仏や不動明王など、普段は公開されていない秘仏をご覧いただける大変貴重な機会となっております。
また、本堂にて重要文化財である帯解寺の御本尊「帯解子安地蔵菩薩」さまも拝観していただけますので、ぜひご参拝ください。