今月の戌の日
今月の戌の日(2023年)
10月 | 7(土) 19(木) 31(火) |
11月 | 12(日) 24(金) |
12月 | 6(水) 18(月) 30(土) |
戌の日について

戌(いぬ)の日とは、干支(えと)によって12日に1度、巡ってくる「戌」の日のことを指します。
古来より、犬は多産(たくさん子を産むこと)でありながらお産が比較的軽く、安産であるということから、安産や子授けの守護神として信仰されてきました。
またよく吠えて悪鬼を払い、赤ちゃんを守ってくれるといわれています。
このような犬の安産にあやかり、日本では、妊娠して5ヶ月目に入った最初の戌の日に、安産祈願をして、ご祈祷したさらしの岩田帯(腹帯)を巻き、「帯祝い」をする習慣が伝わってきました。
また5ヶ月を過ぎ、おなかが大きく重たくなってくると腰に負担がかかり、腰痛を起こしやすくなります。そこでおなかを持ち上げるようにしっかり支え、腰や背中の負担をやわらげる腹帯をつけると良いとされています。
このようなことから、古来より、妊娠して5ヶ月目に入った最初の戌の日に、ご祈祷した腹帯を巻き、ご家族で帯祝いをすると安産になる、といわれてまいりました。
安産祈祷に参拝する日はいつ?

安産祈祷(安産祈願)には、安定期に入られ、5ヶ月目に入った最初の戌の日までの、妊婦さまの体調の良い日にご参拝されるのがおすすめです。
戌の日には、たくさんの方がご参拝になられますので、駐車場および堂内は通常より混み合いますが、もちろん戌の日当日にご参拝されても結構です。戌の日の安産祈願をご希望される場合は、比較的空いている、平日の戌の日の午後のご参拝がおすすめです。
また、さまざまな事情で5ヶ月を過ぎてしまったという方も、いつでも安産祈祷のご利益をいただけますのでご安心ください。
帯解寺では年中無休で安産祈祷を受付しております。
安産祈祷は戌の日に限らず、いつでも結構です。
妊婦さまやご家族さまの体調やご都合の良い日をお選びいただき、ご参拝ください。