上記の動画は2018年に行われた小野小町忌のご紹介です。
小野小町忌とは、平安時代の絶世の美女と謳われた”小野小町”を偲び、参拝する人々が心うるわしい『心の美人』となって幸せに生きられるよう毎年4月24日(令和5年(2023年)は4月23日)に営む法要です。
平安時代、小野小町も疱瘡平癒祈願や僧との逢瀬の折に、帯解寺にもたびたび参詣していたようで、その死後、小町を偲び、帯解寺境内に「小町の宮」が建立されました。
そのことが江戸時代初期刊行の『南都名所集』にも描かれております。
その江戸時代に当山境内に存在した「小町の宮」の跡地に石碑を建立し、近年、開眼法要を営みました。小町の祠も建立し、翌年には小町の一刀彫りの人形が祠に納められました。
以降、毎年4月の小野小町忌では、小町の祠前で法要が行われ、その後、本堂南側にて坂本流による七小町の舞が奉納されます。
また普段は閉められている祠の扉も開けられ、小町人形を御覧になることが出来る一年に一度の機会となっております。
令和5年(2023年)度の小野小町忌は4月23日午後2時からです。
(ご注意:令和5年の小野小町忌は特別に23日(日)になります)
コロナ禍で中止しておりましたが、今年は法要後、坂本流による七小町の舞が奉納される予定です。お繰り合わせの上、ぜひご参詣ください。
尚、当日ご参詣いただいた方に粗供養を進呈させていただきます。(※無くなり次第終了)
※小野小町…平安時代前期の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙の一人に数えられるなど優れた歌人。絶世の美女とされる。
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